ただ今カナダの田舎でファームステイ中のNana(21歳女)です。
さて、タイトルの通りですが、
ファームステイのホストファザーと一緒に、庭にある温泉(露天風呂)に入って星を観察してきました。
もちろんスッポンポンで!!
日本にいたらあり得ない話ですが、ここはカナダなのでちょっとオープンになってきました。
感想は、結構普通でした(笑)
女友達と温泉に入るのとなんら変わりないです。
相手がカナダ人だったからよかったのもありますね。
もし相手が日本人だったらきっと入ってなかったでしょう。
ファームステイ先
ホストマザー、ホストファザー、成人した3人の息子がいる5人家族。
Wwoofというファームステイのサイトでコンタクトを取り合い受け入れてもらいました。
これまでに20人ほどのファームステイの経験があるベテラン家族です。
敷地の広さは1陸上競技場16.6個分。
要するにめっちゃでかい。
また、広い庭には、同時に5人くらい入れるホットタブ(露天風呂)があります。
家から出た時の景色。
奥にある階段を降りると
露天風呂(Hot tub)があります。
足湯か全裸か
ファームステイ先に到着した最初の日、ホストファザーが家の中や庭を案内してくれました。そのときに、庭にある露天風呂を見せてくれました。
そして
「夜になると星がすっごいきれいなんだよ。ななも夜入っていいよ!」
と言ってくれました。
しかし、私は体を隠せるものを持ってきていなかったので、
「すごく入りたいけど、私水着持ってきてないから足湯だけにしようかな。」
と返しました。
すると、
「何言ってるの、温泉だよ?服脱がないと意味ないよ。」と言われました。
(やっぱカナダの人は人前ですぐ脱ぐんだなー)と思いながらも、私は知らない人の前で脱ぐ気になれなかったので、
「hahaha~ そうだね!じゃあ気が向いたら入るね~」
と適当に返しました。
「ま、足湯だけできればいっかな~」と思ってました。
その日の夕方、私は足湯だけしました。
とても気持ち良かったです。
しかし外の気温は3度。
足以外の体はめちゃめちゃ冷える。。
本当はザバンと浸かりたいけど、すぐそこの家の中にははホストマザーとファザー、成人した息子までいるので我慢して、太腿のギリギリまでズボンを巻くって足だけ浸かってました。
しばらくするとホストファザーが様子を見にきました。
「あぁ、なな、君はシャイすぎる。絶対見ないからちゃんと服を脱いで入りなさい。」
と言われました。
(シャイとかそういう問題じゃなくて常識だと思うんだけどなあ)と思いましたが、見ないならいっか!ということで全部脱いで温泉に浸かりました。
最高に気持ち良かったです。
温泉に誘われる
次の日の朝、
「昨日の温泉どうだった?」
とホストファザーに聞かれました。
私 「もう最高だった!家に露天風呂があるなんてほんとに良いね!羨ましいよ。」とテンション高めに返す。
するとホストファザーが衝撃的なことを言い出しました。
「じゃあ今日の夜は一緒に入って星を見ようね。」
………。
(いやいやいや、何言ってるのこの人笑笑)
私「え、あの、、それは服を脱いでってこと?」
ファザー「もちろん!他に何があるの?」
私(あー、田舎のカナダ人ほんとやばい。)
私「でもね、日本の文化だと、他人の男女が裸になって温泉に入る文化がないんだよ。だからそれはちょっと抵抗あるなぁ」
ホストファザー「うーん。嫌だったら無理にとは言わないけど、今まで来たWwooferのドイツ人の女の子たちはみんな一緒に入ったよ」
※Wwoofer とはファームステイをしに滞在してる人のこと
私「そうなの?(ドイツ人そんなすぐ脱ぐん?)
でも今まで来た日本人の子は脱がなかったでしょ?」
(私以外に1人だけ日本人がWwoofで来たと言っていたので、さすがにその子は入ってないだろうと思って聞いてみました。)
ですが、、
ファザー「いや、一緒に入ったよ」
私「まじか!!!」
私の感覚がおかしいのか、日本人の常識だと思っていたことが実は常識じゃなかったのか。
しかし、私の性格上「みんながやってる」と言われたら自分もやりたくなってしまうので、結局
「いいよ、じゃあ入ろっか!」と返しました。
温泉から−7°Cの世界を楽しむ
その日の夜はマイナス7度でした。
お湯の温度は多分43°くらい。
その差50°!笑
私たちは寝る前の夜11時に、露天風呂に入り始め、
結局夜12時まで、1時間くらいずっとお湯の中にいました。
スマホのライトがないとなにも見えないくらい真っ暗です。
なのでお互いがはっきり見えるわけではないので、全然恥ずかしくなかったです。
田舎なので星が大量に見えました!
それはそれはプラネタリウムのように!
※イメージ画像
写真を撮ろうと試みましたが、私のカメラの性能では星は映らず、、泣
その分しっかりとあの星空を目に焼き付けてきました。
ホストファザーとはいろいろ深い話ができました。
人生の話、英語の話、独特な日本文化の話。
そしてホストファザーの趣味の話。
彼は、女性のヌードを素材にするフォトグラファー兼彫刻家です。
家にたくさん飾ってあるあの裸の女の人たちは彼が作った作品だったことが、ここでようやく判明!
(これ以外にも15体ほどの女の人がそこら中に飾ってあります。)
そんなような話をしていたら一時間くらい経っていて、のぼせてきたので
私は先に上がることに。
自分の携帯をとろうとしたときに、
外に放置していたせいで、私のiPhoneが温泉の蒸気をまとってそのままパリパリに凍っていました。
−7°おそるべし(笑)
せっかくあったまったのに、外に出た瞬間鬼寒かったです。
混浴文化について
ドイツには混浴文化があって、公共のサウナや温泉には男女共にスッポンポンで入ります。
たぶんWwoofで来たドイツ人の女の子たちが混浴に抵抗なかったのは、それが理由なんじゃないかな。
うーん、でもなかなか私たちには理解しがたい文化ですよね。
ですが今回は、少しだけでもそういう文化に触れることができて良い経験になりました。
カナダも裸に抵抗はない
私は、カナダ人の場合、田舎か都会かで裸についての価値観は変わると思います。
バンクーバーやトロントにはアジア人が多いですからね。
バンクーバーのときにお世話になったホストファザーと混浴なんてあり得ないですもん!笑
あ、でもバンクーバーにはヌードビーチがありますね!
男も女もみんな裸で泳いでるあのWreck beach!
バンクーバーも都会とはいえ、日本よりはオープンなのは確かですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。