中国好きの方がいたらごめんなさい。ですが、今回は正直に自分に起こった出来事とその時の気持ちを書きたいと思います。
中国人オーナーのもとで働くな
ワーホリで働くお店を選ぶときにすごく注意しておけばよかったと後悔していることがあります。
それは中国人オーナーのもとで働かなければよかったということです。
中国人全員が悪いというわけではありませんが、それでもやはり国民性というのは、その人に少なからず表れるものだと思います。
日本人の感覚ではありえないようなことを彼らは平気でしてきました。私はそれですごく痛い目に合いました。
不当解雇
私は日本に帰る3週間前に、不当解雇されました。
オーナーは中国人、社会経験ゼロの超新人オーナーです。
私は2か月前からそのレストランでオープニングスタッフとして働き始めました。ローカルスタッフもいて、さらに新しいお店で働けるというのに惹かれて応募しました。
10月に私は2週間の休暇を取って、ファームステイに行ってました。ファームステイに行く前に休暇を取ることは伝えていて、帰ってからまた働く約束をしていました。
しかし、休暇最終日
「バンクーバーに帰って働くぞー」と意気込んでいたところ、突然メールで「あなたは残り数週間しか働けないから、もういりません。」と言われました。
突然すぎて「え?!」って感じでした。
私は日本帰国まで残り3週間。新しい仕事なんて見つけられるはずもありません。
3週間全くお金が入ってこない、どうしよう。これから旅行の予定もあるのに、、、
いくらなんでも急すぎませんか?休暇最終日に告げるなんて。
私はこういうことが起きないように、休暇を取る前にちゃんと、休暇後も働けるかどうか確認しました。オーナーはそれに対して「働けるよ」と言いました。
だから働けると思って超安心しきっていたのに、それを見事に裏切られました。
日本の法律だと、解雇する場合は30日以上前に言わないといけませんよね。解雇を伝えられた人は、一か月あれば次の仕事を探すことができます。30日以内の場合は、その分余分に給料を出さないといけません。カナダの法律は調べてもよくわかりませんでしたが、似たような法律はあると思います。
(一か月前とは言わないから、せめて2間前には伝えてほしかった。そうすればファームステイの期間を延ばすことができたのに。)
オーナー
中国人のマナーの悪さや、自己中心的な行動はテレビなどを通して把握していました。すべての人がそうとはいいませんが、彼はまさに悪い中国人の典型。そのせいか、他の従業員ともよくトラブルを起こしていました。
私の働いていたところは日本人の従業員も結構多い職場でした。私たちからすると、彼のとる行動があまりにも常識外れなことが多いので、いつもあきれていました。
・フランチャイズ店なので基本的にメニューや方針は変えてはいけないのに堂々とメニューもレシピも変える。
・本社がそれを聞きつけ、偵察に来たときは、それに備えてその時だけレシピを全部直す。
・本社にチクった社員を探し出すと、その日でクビにする。
ツッコミどころ満載です。しかしそのときは、特に自分には被害がなかったので放っておいてました。
解雇連鎖
そのオーナーはオープン当初20人ほど一気に人を雇っていました。
しかし、思ったよりもお客さんは来ず、半月で一気に12人ほどの従業員をクビにしました。
ある女の子なんか、旅行に行っていて初日がオープンから2週間後になったのですが、その初日に「人多いからあなた今日で終わりね!」と解雇されていました。
その子は何も悪いことをしていないのに、いきなりクビです。
経営がうまくいかなかったとはいえ、こんな残酷な解雇の仕方はありなのでしょうか。社会人になると、こんなのはざらにあることなのでしょうか。
次は誰をクビにするんだろうとみんなビクビク。
彼は自分の友人をもクビにしました。彼のためにトロントからわざわざヘルプで来てくれていた友人をいとも簡単に!その人は向こうでの仕事もやめ、半年間オーナーを手伝うために車で7日間かけて来てくれていたのに。
原因は、二人の間で衝突があったからだそう。
もちろんその後二人は絶交してます。
従業員に聞いたのですが、オーナーが、
「どうせ人はたくさんいるんだから、また補充すればいい。」と言ってたそうで、多分この人は従業員のことを使いまわしできるロボットとしか思ってないんだろうなと思いました。
不安に思った他の従業員たちは別の仕事も探し始めていましたが、私は帰国まで残り1ヶ月ほどだったので、新しい仕事を見つけるのはバンクーバーではほぼ不可能。
なので媚び売って、頑張って最後の8人まで残ってました。
20人から一気に8人って、、(笑)
メールで喧嘩
自分が解雇された日、私はすごく腹が立っていました。今までの我慢がつもりにつもってこの日に爆発しました。黙っていられなくて、オーナーにメールをしました。
今見返すとめちゃくちゃ怒ってたなーと感じますが、簡単に要約するとこんな感じ↓
「私は今すごく腹が立っています。それは解雇されたことに対してではなく、あなたが前日にそれを伝えてきたことについてです。私以外にもたくさんの人が急に解雇されてきましたが、毎回ギリギリになって人に解雇を告げることに対してはどうお考えですか?なんとも思っていませんか?」と。
すると彼は、新しい人を急に雇うことになったから、解雇せざるを得なくなったと言ってきました。しかもそれは自分がやったのではなく、会社の判断なのだと。
会社のオーナーは自分なのに、あまりにも苦しすぎる言い訳です。
そして私が知りたかったのは解雇した理由ではなく、毎回ギリギリに伝えることに罪悪感はないのかということ。あと単純に謝って欲しかっただけでした。
私は1番言いたかったことを伝えました。
「人の人生を考えずに、自分の都合だけでどんどんクビにするのはおかしいと思う!問題なのは、あなたがいつも解雇を突然告げること!今回のことで私はすごくショックを受けました。だから他の従業員に同じことを絶対しないと約束してください。」と。
オーナー
「これは会社だから約束できない。それになんで従業員が働きたいからって、彼らに無駄にお金を払わないといけないんだ?」と言われました。
反省要素ゼロ。罪悪感ゼロ。
彼は私の言いたいこと全然理解してないです。
私が怒っていたのは、解雇されたことではなく 毎回突然解雇を告げることに対してなのに、彼は前者の方だと勘違いしています。
そのあともメールのやりとりをしていく中、
彼は途中で逆切れして、休暇を取った私が悪いとか、自分の時間だけが大事だと思うなと、自分の事は棚に上げてなぜか私に説教してきました。
この人と会話をするだけ無駄だなと思ったので途中でやめました。
中国人にとっては普通?
解雇せざるを得ない状況なのは仕方ないです。ビジネスなので、うまくいかないことがあるのは私も承知してます。ただ、あのオーナーには礼儀、優しさというものが皆無でした。彼は自分のしていることに対して何の罪悪感もなかったです。
何が悪いの?とメールで言われた時はもう話にならないと感じてあきれました。
そこで感じたのは、日本の常識と中国の常識というのにズレがあるということ。
中国では普通なんだと思います。だからきっと彼は私に対して、「なんでこの人こんなに怒ってるんだろう」と感じていたでしょう。
もしあのオーナーのような人が日本に住んだら、多分その人は生きていけないと思います。すぐに訴えられて店をつぶされるでしょうし、その店で働く人がいなくなると思います。
そう考えると日本の飲食店のバイト先めちゃめちゃホワイトだったなあと感じます。
そこのお店はつぶれちゃったのですが、2か月前にちゃんとお店がなくなる報告してくれたし、従業員のことをよく見てくれていた素敵なオーナーでした。
伝えたいこと
これからワーホリに行く方に伝えたいことがあります。仕事を探す前に、JP CANADAの「ここでは働くな」という掲示板にはしっかり目を通すようにした方がいいです。いろいろな情報が載っています。私が被害を受けたお店のことも載ってると思います。
JP CANADAのサイトを見ていると、中国人マネージャーのお店の不満投稿がかなり多いのがわかります。これだけ多いということは、私が働いたお店だけでなく、カナダ全体のチャイナ系のお店がやばいということ。私と同じように中国人マネージャーに突然解雇されたという投稿もいくつか見ました。ビザの残りが少ない時に解雇されたら、たまったもんじゃないですよね。
最初にも書いたように、中国人はよくない!というのは偏見ですが、もし安定してトラブルなく働きたかったら、カナダでは中国人オーナーの下で働かないことをおすすめします。
長いのに最後まで読んでいただきありがとうございました。