前回は、のんびりチューリッヒ周辺観光について書きました。
今回は、スイスを離れて一日ドイツに行ってきた話です。
3日目 スイスとドイツの国境コンスタンツへ
物価の高いスイスとはちょっと離れて、隣の国のドイツに行ってきます。
バンクーバーで仲良くしてもらったドイツ人の友人Mに会いに行くのが目的です。
その人は現在、南ドイツの真ん中に位置するシュトゥットガルトに住んでいます。
せっかくお互い隣の国にいるのだから、スイスとドイツの国境近くで会おうということになりました。
コンスタンツはスイスとの国境付近にある南ドイツの小さな街です。国境近くとはいえ、ドイツの街なので、物価もドイツ価格です!
チューリッヒからコンスタンツへの移動はFlixbusを使いました。
ヨーロッパでは必要不可欠な格安長距離バスです。
往復いくらだったか忘れたので改めて調べてみました。
片道8ユーロで国境を超えられるなんて素晴らしいですね!
室内も快適で、あっという間にコンスタンツに着きました。
片道は1時間ほどです。
友人Mが来るまでMちゃんとショッピングしました。(2人ともMでややこしい笑)
私はカーディガンを購入。
9月のスイスがこんなに寒いとは思わず、思いっきりタンクトップや半袖ばっかり持ってきてしまったからです。
スイスに行く人は私のようなミスをしないよう、天気予報をちゃんと見てから行くようにしてください。
そして友人M到着です。
3人でシュニッツェルを食べに行きました!
ドイツ人のMは、食事の時に食べ物の写真を撮る行為があまり好きではないので、写真は撮りませんでしたが、シュニッツェルはドイツ料理でトンカツに似てます!
Mちゃんも友人Mも人見知りでなんだか2人とも可愛かったです(笑)
お昼ごはんの後は水上ボートに乗って、ボーデン湖を楽しみました。
広い湖から見るコンスタンツの綺麗な街並みは最高でした。
ドイツの旗が綺麗に広がるまで待って、やっと撮れた写真がこれです。
そしてこんなものまで見れました!
飛行船です!
人生で初めて飛行船というものを見ました。
あのジブリ映画、天空の城ラピュタを思い出しますね。
飛行船はアニメの世界だけの乗り物だと思ってたので、現実に存在するとは思ってませんでした。
水上ボートの後は、3人でぶらぶら街を散策して、そのあと友人Mとはバイバイしました。
美しいコンスタンツの写真を貼っときます。
晴れてたら満点だったのですが、曇りでも綺麗さは伝わると思います。
↑なにげにカメラ目線の夫婦がかわいい(笑)
帰りのバスは2人で爆睡しました。安いのに快適なフリックスバス最高です。
夜はMちゃんの家があるベルンで一晩過ごします。
そして次の日からは、2日間インターラーケンとグリンデルワルトに旅行します。
移動ばかりの旅ですね。
感想
コンスタンツは都会すぎず、田舎すぎず、ちょうどよく栄えた街で結構気に入りました。
ベルン大学の滞在許可を待つMちゃんが、「もしベルン大学行けなくなったらコンスタンツ大学行こうかな。」と言っておりました。
かなり気に入ったご様子。
結構マイナーな観光スポットなのか、インターネットで調べても残念なことにあまり情報が出てきませんでした。一方、ドイツ人はコンスタンツが大好きな人が多く、友人Mは何回も休日に遊びに来てるみたいです。
私も、まだ一回しか行ってないですが、もっといろんな人にコンスタンツを知ってもらいたいと思いました。
友人Mによると、スイスで働きながらコンスタンツに住んでる人がいっぱいいるらしいです。
スイスで高いお給料をもらって、物価の安いドイツで生活する。
みなさん賢いですね(笑)
ヨーロッパ文化 写真について
先程、ドイツ人の友人Mは食事中に写真を撮る行為が好きではないと書きました。
私もMちゃんも食べ物の写真を撮るのが好きなのですが、私はバンクーバーで友人Mからそのことを聞いていたので、Mと食事に行くときは撮らないようにしています。
Mちゃんにはこのこと伝えていませんでした。というより、忘れてました(笑)
しかし実はMちゃん、これに気づいていたそうです。
普段食べ物の写真を毎回撮ってる私が、この日だけ撮っていなかったため、きっと友人Mに気を使ってるんだろうと思ったそうです。後で教えてくれました。
そのため、Mちゃんは気づかれないようにパシャっと一枚だけ撮ったみたいです。
さすがMちゃん!
普段私たちは食べ物が来るとアングルを考えて何枚か写真を撮ります。
インスタのためというより、ただの自己満足です。
写真を撮るのって楽しいんですよね!
この行為が苦手なのは友人Mだけではありません。
他のヨーロッパ出身の友達にも何回か言われたことがあります。
私が食べ物の写真を毎回撮っていると、
「なんで食べ物の写真を撮るの?どうせ写真撮っても見返さないでしょ?」
と言われます。
ヨーロッパでは、食事中に携帯を触るのは失礼な行為で、写真を撮って満足するより、今その瞬間を心で楽しむべき!という考えがあるようです。
それ以来、みんなで食事に行く時は、食べ物の写真は撮らないようにしてます。
アジアの子たちだけでご飯に行くときはバシャバシャ撮ってますが(笑)
食べ物の写真を撮るのが好きなのはアジア特有の文化なのかもしれませんね。
今回は、ドイツでのお話でしたが、次回はまたスイスに戻ります。
つづく
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