みなさんは幸福の定義について考えたことはありますか?
幸福や健康って人生において永遠のテーマですよね。
私は、幸せだな と感じることはあっても、定義についてはあまり考えたことがありませんでした。
ある日、登校前に時間があったので、暇つぶしにTEDを見ていました。
リスニング強化のためにTEDをよく見ているのですが、その日見たTEDの内容が興味深かったので思わずメモを取ってしまいました。
そのTEDがこちらです。日本語字幕バージョン。
これを見終わった私は、
・友達作りがんばろう!
・身近な人を大切にしよう。
・将来は仕事ばかりの生活ではなく、休暇を利用してたくさん楽しもう!
と思いました。
10分ほどのビデオですが、簡単に要約してみました。
〜要約〜
多くの人に「人生の目標は何か」と聞くと、「お金持ちになること」や、「有名になること」と答えます。だからみんな必死になって働きます。しかし、果たしてそれは幸福なのか。
Robertは10代の若者から年配の人までを対象に、「幸福と健康の持続には何が必要なのか」という研究を始めました。75年間にわたった研究で、対象者たちから得た情報は10万ページにもおよびました。その莫大な量の情報の中からわかったことは、
私たちを健康で幸福にするのは、富や名声や必死に働くことでもなく、
良い人間関係に尽きるということ。
まず、人とのつながりが多い人は、少ない人に比べて長生きすること。
そして、友人の数やパートナーの有無が重要なのではなく、身近な人との関係の質が大切であること。最後に、良い関係は脳に良い影響を与え、記憶力にも関わってくること。
たくさんの人と出会って、頼れる人を見つけることが幸福へつながるのです。
私を救ってくれたTED
私はこのビデオに出会えて変わったことがあります。
留学に来て最初の1ヶ月、毎日のように友達たちと出かけたり、パブに行ったりしてました。
「この幸せがずっと続くといいな」と思うくらいめちゃめちゃ楽しかったです。
しかし、仲の良い友達たちがみんな国に帰ってしまってからは、何もやる気がおきず、ただただ悲しみに暮れていました。これを機会に勉強に打ち込もうと思い、学校が終わったら直帰してましたが、全然楽しくなかったです。
そんな時にこのビデオを見つけて、勉強も大事だけど、人との繋がりはもっと大事だと再確認しました。そして、前を向いて自分から行動しようと思い、meetupに参加したり自分から友達を誘うようになりました。
そのおかげで新しく仲の良い友達ができて、また出かけることも増えました。
もしみなさんがバイト漬けの生活をしているのなら、仕事を少し減らして、友達や家族と過ごす時間を増やすという選択をしてもいいと思います。
インスタをスクロールして他の人の生活をのぞくよりも、自分が何かを経験してるときのほうが何倍も楽しいことは、ほとんどの人が気づいてるはずです。
私は、Instagramのフォロワー数やいいね数を増やすことよりも、身近に触れ合う人たちとの日常を大切にしたいと思っています。