私がカナダを留学先に決めた理由は、
英語のアクセントが綺麗で、ワーホリができるからという理由でした。
なので、カナダという国に惚れたというよりは、条件がよかったから選んだ感じです。
そのため、来る前まではどんな国なのか全然知らなくて、自分でいろいろ想像を膨らませていました。
ジャスティンビーバーやショーンメンデス、カーリーレイジェプセンなどの有名人がカナダ出身です。そのイメージが強かったので、ブロンドヘアに長身の人が多いのかなーって思ってました。
しかし実際来てみると、人口の半分はアジア人なんじゃないかってくらい中華系や韓国人が多く、多国籍です。インド系や南米の人もたくさんいます。
特にダウンタウンでバスに乗っていると、いろんな人が電話をしているわけなんですが(バスや電車の中で電話してはいけないというルールはありません)、英語で電話してる人の方が少なく感じます笑
それだけ移民が多い国なんですね。
ブルーアイのイケメンや美女の多い国がいい!純ネイティブとたくさん交流したい!という方には、バンクーバーやトロントはあんまりおすすめしません(笑)
そのかわり、いろんな国の友達ができて楽しいです。
どんな国の人が多いのか。私が感じたランキングを紹介します。
多かった国籍
1位:中華系
中国人はどこの国にもいるイメージですが、バンクーバーにもめちゃめちゃいます。
特にリッチモンドには中華系の人がたくさん住んでいます。リッチモンドには中国語の看板が街全体にあるので、まるで中国にいるみたいです。
現地のテニスグループに参加したときに、アジアの顔をした人がいたので、" Where are you from?"と聞いたら、"I'm a Canadian"と言われて少し驚いたことがあります。
親がカナダに移住し、こっちで結婚して、子供がカナディアンになるパターンです。
2位:韓国人
街を歩いてると、とにかく韓国語ばかり聞こえてきます。
韓国人の移民の数は日本人より多いみたいです。人口は日本の方が多いのに、カナダへの移民の数は韓国人の方が多いんですね。
語学留学している韓国人も圧倒的に多いので、カナダに来てたくさん韓国人の友達が増えました!
3位:メキシコなどの南米スパニッシュスピーカー
カナダに来て3か月が過ぎたころ、海辺の近くのバーのキッチンで働き始めました。
そしてこの職場の従業員のほとんどがメキシコ人でした。
常にスペイン語が飛び交うので、これは英語の練習によくないと思い、トライアル期間中に辞めてしまいました。
私の通っている語学学校にも南米の生徒が約半分を占めています。カナダに近いことが理由の一つだと思います。
4位:フィリピン
私のホストファミリーはフィリピン人一家です。最初に知らされた時はびっくりしました。え、カナダ人じゃないの?!って。しかし私だけでなく、私の友達のほとんどのホストファミリーがフィリピン出身の家族でした。彼らは第一言語が英語ということもあり、移住して仕事が見つけやすいんだと思います。
meetupでの体験談
バンクーバーでたまに友達とテニスをするのですが、もっとテニス仲間作りたいなーと思い、テニスのミートアップに行きました。
25人ほど集まっていて、しばらく打ち合ったあとそれぞれ自己紹介をすることに。1人ずつ名前、出身国を言っていきました。
なんと、純カナダ人は1人もいませんでした笑
コーチですらロシア出身で、ネイティブの人も何人かいたのですが、アメリカやイギリス出身の人たちでした。幼い時に中国から移住してきてカナダ人になった人も何人かいました。その人たちは完全なアジアフェイスでしたが、英語ぺらっぺらのネイティブでした。
カナダの移民事情について気になったので調べてみたら、カナダの移民人口の割合は20%だそうです。アメリカは13%、イギリスは12%でこれらに比べるとかなり多いですね。
特にバンクーバーは移民で構成されている街といっても過言ではないです。
これだけ多くの国の人たちが住んでいるので、私自身、人種差別を感じたことは一回もありませんでした。
カナダってみんなのカナダなんですね。